「顧客が何を求めているか」いうインサイトをプロダクト作りに活かしたくありませんか?
この度、Amplitudeのプロダクトチームは「Amplitudeカスタマーが今まで以上にデータドリブンな意思決定ができるようになる」という目標を実現するため、Amplitude史上最大の製品および機能のアップデートをリリースしました。
例えば、独自のカスタマー・データ・プラットフォーム(CDP)を立ち上げたり、チームでのコラボレーションを容易にしたり、さらにA/Bテストの実行と分析にかかる時間を短縮できるようにしたりなど、さまざまなアップデートを行いました。以下はそのハイライトです。
Amplitude Analytics:グロースへの示唆抽出とコラボレーションの改善
業界をリードするプロダクトアナリティクス・ソリューションの新リリースは、グロースへの示唆を導くと同時に、チームの連携を強化し、データがより
下記で紹介するベータ機能は、有料プラン契約中の方で、リクエストをした方に限定して提供されます。昨日の詳細はカスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせください。
マーケティング投資の効果を確認できる「キャンペーンレポート」
(ベータ版 :有料プランのお客様はリクエストすることでご利用いただけます。)
この度リリースされた機能「キャンペーンレポート」により、Amplitude内でチャネルパフォーマンスとアトリビューションを確認することができます。このアップデートにより、マーケティングチームとプロダクトチームが必要とするデータが1つのシステムに集約されることになります。既存のお客様から要望の多かった、「どのキャンペーンがグロースを促進しているのか」ということをより理解しやすくなりました。
Google AnalyticsやAdobe AnalyticsなどのツールからAmplitudeに移行するお客様にとっては、このキャンペーンレポート機能により、移行作業がより簡単になります。
キャンペーンレポート機能について詳しくはこちら(英語)
ユーザー行動をビジネス成果に迅速に結びつける「メトリクス」
(ベータ版:有料プランのお客様はリクエストすることでご利用いただけます。)
メトリクス機能を使えば、「成功をどんな指標として定義するのか」という点でチームの目指す先を揃えることができるようになります。この新機能によって、標準化された「成功」の測定基準の作成が可能となるため、重要な結果についてチーム全員が同じ見解を持つことができます。
メトリクス機能について詳しくはこちら(英語)
「テーブル」で高度な分析を簡単に
(有料プランのお客様のみご利用いただけます。)
新機能「テーブル」を使えば、分析経験の有無にかかわらず、ユーザーが複数の指標を含む分析や、多次元分析を構築して指標を比較し、自信を持ってビジネスの意思決定を行うことができます。
「チームスペース」によって共同での分析を可能に
「チームスペース」は新しくAmplitudeに実装されたオーガナイゼーション・システムで、チームがAmplitude上で共有した分析をより簡単に発見・整理することができるようになります。
チームスペースにより、次のことが可能になります。
- フォルダやサブフォルダを作成して、チャート、ダッシュボード、ノートブック、コホートをよりよい形で整理
- 保存されたコンテンツを閲覧できるパーソナルスペースへのアクセス
- スペース内の結果をより簡単に検索、フィルタリング
- 刷新された表のフォーマットでさらに見やすく
チームスペース機能について詳しくはこちら(英語)
新規インテグレーションにより、日々のワークフローに示唆を
Amplitudeのデータを、プロダクトマネジャーが好んで使うコラボレーションツール「Notion」に取り込むことができるようになりました。Notionとの統合により、AmplitudeのチャートをドキュメントやWikiに、簡単に埋め込むことができるようになります。
Amplitude + Notion統合の詳細について詳しくはこちら(英語)
Amplitudeの年次イベント「Amplify」では、この統合やその他テクノロジーとの統合(SlackやMiroなど)に対し、年間を通じて追加のアップデートをリリースすることをお約束しています。Amplitudeコミュニティのプロダクトアップデートに登録すると、アップデート開始時に通知が届きます。
ダッシュボードの作成がより簡単に レポート作成がスピードアップ
(有料プランのお客様のみご利用いただけます。)
標準的な分析で事足りるというチームは、ダッシュボードをゼロから作成する必要はありません。この度リリースされた、新しいダッシュボードテンプレートによって既存のダッシュボードをテンプレート化すれば、他のチームメンバーがチャートを利用できるようになります。
新しいダッシュボードテンプレートについて詳しくはこちら(英語)
Amplitude CDP:史上初のインサイト主導型カスタマー・データ・プラットフォーム
Amplitude CDPはAmplitude Analyticsとシームレスに統合されています。そのため、チームはデータ品質の向上、新しいオーディエンスの発見、テクノロジースタック全体の行動データの同期を、先を見越して行うことができるようになります。さらに、サードパーティのCDPなどのソリューションでデータを処理する必要がないので、その分のコストを削減できます。
(動画)
すでにAmplitudeをご利用のお客様は、Amplitude CDPのドベータ版にいち早くアクセスすることが可能です(現時点北米のみ)。Amplitude CDPは、Amplitude Analyticsをご利用のお客様であればどなたでも無料で、最大1,000万件のイベントをお好みの送信先にストリーミングし、最大5万件のプロファイルを同期することができます。設定方法に関しては、Amplitudeのカスタマー・サクセス・マネージャーにお問い合わせください。
Amplitude Analyticsを導入する前にCDPを利用してみたい場合には、Amplitudeまでお問い合わせください。(問い合わせフォームはこちら)
Amplitude CDPのデータ接続とガバナンス機能の多くはAmplitudeが長年にわたって提供してきたものです。元来の機能に加え、エキサイティングな新機能もリリースしています。
リアルタイムのコホート同期によるパーソナライゼーションの向上
キャンペーンの周期に合わせて毎日、あるいは1時間ごと、さらにはリアルタイムの同期を設定することで、オーディエンスに対して適切かつタイムリーなメッセージのみを表示することができます。
サードパーティの配信先との同期を設定する方法については、こちらをご覧ください。(英語)
適切なオーディエンスのセグメンテーションを繰り返し実行
今回のリリースにより、選択したコホートに属するユーザーのリストを簡単に確認できるようになりました。今までは、顧客リストを確認するためには毎回CSVをエクスポートしなければなりませんでした。現在では、グループ、国、プラットフォームなどの新しいフィールドを含むリストがアプリに表示されるので、ユーザーは迅速にセグメンテーションの切り分けを何度も実行できるようになります。
イベントストリーミングでターゲティングされたリアルタイム体験を強化
新しいイベントストリーミングデータ接続により、Amplitudeからマーケティングテクノロジーやデータサービスプラットフォームへデータを送信し、リアルタイムでターゲットを絞ったデジタル体験を実現できるようになりました。その結果、中央集権的に管理されたデータプラットフォームの実現が可能になります。イベントデータのデスティネーションへのストリーミングのサポートは、AmplitudeのEU Datacenterを通じても利用できます。
さらに多くのサードパーティプラットフォームからデータを送受信を可能に
お客様のデータスタックのコネクションのため、Amplitudeは85以上の統合機能を提供しています。今回新規のデータソースとデスティネーションをリリースし、ユーザーが自社のデータをさらに活用できるよう支援します。
新しいイベントデータソースとして、下記が挙げられます。
- Experiment Ruby SDK、JS SDK、Android SDKなどを含む新規のSDK
- 「グループプロパティ」データを含むSnowflake
- Hub Spot
新しいイベントデータのデスティネーションには下記が含まれます。
- Buyer.io
- Google Analytics 4
- Hub Spot
- Redshift (有料プランのお客様のみ利用可能)
35以上のデータ送信先のすべてのリストはこちらをご覧ください。
また、Amplitude Dataのイベント機能・トラッキングプランニング機能へのアクセスをAmplitudeのEU Datacenterで提供します。これらのリソースに関するドキュメントは、Amplitudeのデベロッパーセンター(英語)でご確認ください。
Amplitude Experiment:高度な分析のための新機能
Amplirude Experimentは、より意義のあるA/Bテストを実行するための機能を提供します。この機能によって、最もインパクトのあるプロダクト体験を決定し、エンドユーザーに提供することが容易になります。本リリースによって、業界最高のAmplitude Experienceのソリューションがさらに進化しました。
プロダクトチームが独自でA/Bテストの計画・分析できるように
今回のリリースにより、A/Bテストと機能提供のインフラをしっかりと組んでいる企業でも、A/Bテストのスピードと手軽さを両立できるようになりました。アップデートされた「Experiment Outcomes」により、プロダクトチームはA/BテストデータをAmplitudeに取り込んで分析することができるようになります。他のチームがA/Bテストデータを分析してレポートするのを待つ必要がありません。
Experiment Resultsについて詳しくはこちら(英語)
強化されたGoal&Takeaway機能で、よりスマートなA/Bテストを実施
Amplitude ExperimentユーザーがGoal(目標)を設定する際、特定の指標に対して与えたいインパクトを指定できるようになりました。また、A/Bテストのサマリーでは、次のステップとしてのおすすめのアクションを提示します。
Aim&Takeaways機能について詳しくはこちら(英語)
まったく新しいA/Bテストのガイド付きのプロダクト体験「Experiment Lifecycle」
A/Bテストの計画と実行から結果の分析と意思決定までのプロダクト体験を刷新しました。アップデート後、チームの作業方法に応じて機能が直感的に整理され、ステータスバーが各ステージでの主要なタスクを追跡するようになっています。
Experiment Lifecycleについて詳しくはこちら(英語)
最新のプロダクトリリース情報を要チェック
Amplitudeは、近日中にさらに多くの新リリースを予定しています。Amplitudeコミュニティ(英語)のプロダクトアップデートを購読して、最新の優れた情報をいち早く入手しましょう。
まだAmplitudeをご利用でない方は、機能が充実した今こそ無料で始めるには絶好のタイミングです。Google Tag ManagerやShopifyを使えばたった20分程度で、ノーコードで自社データをAmplitudeに統合できます。
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